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『断れない選択』

こんにちは、齋藤麻紀です。
今日、麻紀はD学園に貸し出されました。
「マゾ奴隷豚麻紀です。
 どうぞ、たくさん虐めてください・・・。」
私はいつものように
土下座をしてお願いをしました。
「ふん、早速だけど
 あんたにしてもらいたいことがあるんだけど・・・。」
「は・・はい、
 何でもお申し付けください・・・何でもします。」
「そう良かったわ・・・。
 どっちにしようか迷っていたから・・・。」
「え・・・?」
「お前たち、こっち来なっ!」
二人の奴隷の方が
這って私に近づいてきました。
お二人とも髪の毛はおろか、
眉毛も睫毛も無い姿でした。
「2匹とも、
 この学校の3年生”だった”雌豚達よ!」
お二人の身体の体毛は全て剃られ、
産毛が生えてくるたびに
何度も炎で焼かれ、
ついには毛根が潰えてしまったそうです。
12月の冷たい陽に輝く肌は
身体を保護しようとする為に
にじみ出る脂だと説明を戴きました。
「白いほうの豚は
 生徒会長だったの
 全国模試でもいつも上位を取っていたわ。
 黒いほうの豚は水泳部の部長で
 去年は個人で全国一になったわ。
 ふふふ、
 こんな姿になったら
 もう、どうでもいいことだけどね・・・。」
淡々と話される
ご主人様方のお話をお二人の奴隷さんたちは
土下座をして聞いています。
気のせいか
少し震えているようにも見えました。
「あ・・あの、
 わ・・私はどうすれば・・・。」
マゾの道具と化しているお二人を見て
私は恐怖心と共に
胸が高鳴っているのが判りました。
「ふふ・・・。
 貴女もこうされたい?」
ご主人様方は私を見て
薄く微笑んでいらっしゃいます。
「・・・!」
自分の心が言い当てられたようで
身が竦みました。
「いえ・・あの、
 あ・・あのっ・・
 ご・・ご命令でしたら・・・。」
麻紀はマゾ奴隷ですので
ご命令には従わなければなりません。
這い蹲っているお二人の姿をみて
”ご命令ならばこのお二人のようになるの・・、
 断る権利はないのよ、麻紀!”
と覚悟を決めるように
自分に言い聞かせました。
胸が苦しくなる思いで
ご主人様のお返事を待ちました。
「ふふっ、わかった、いい覚悟ね。 
 じゃあ今度してあげる。
 今日は別のことをしなければならないの。」
「え・・あ・・はい・・・。」
内心ホッとしたのですが、
マゾの私の心のどこかで残念がっているのを感じました。
「今日はこの二人、処刑しなければならないから・・・。」
「え・・・?」
”しょ・・処刑って・・・仰られたの・・?”
一瞬耳を疑いましたが
それは間違いではありませんでした。
「ふん、二匹とも
 学園のみんな飽きちゃったから、
 火あぶりで処刑することになったの・・・。」
「ひ・・火あぶり・・ですか?」
私は背筋が凍る思いがしました。
「そう、
 今日の放課後
 校庭で、
 全校生徒の前で公開処刑になるの。」 
お二人ともマゾ奴隷になった時
死亡届が出されていて
いつでもマゾ殉死できるようになってらっしゃるらしいのです。
「粗大ごみを焼くのと一緒ってこと・・・。」
ご主人様の言葉は
お二人にも届いていました、
「ひうぅっ・・・。」
お二人のどちらかは判りませんが
粗大ごみと同等扱いされたお言葉に
かすかに嗚咽が聞こえた気がしました。
あと、数時間後にお二人は
火が掛けられて絶命する運命なのです。
でも奴隷のお二人は
土下座の姿勢のまま伏せています。
心なしかお二人の震えガ大きくなったように見えました。
「あ・・あの、
 そ・・それで私はどうすれば・・・。」
いたたまれずに私は訪ねました。
「うふ、
 これ使って
 どちらかと交尾してあげて。」
ご主人様の
おひとりが指し示して下さったのは
双頭の男性のシンボルでした。
「二匹共、
 1週間前の処刑宣告から
 オナニーも交尾も禁じてあるの・・。
 そのまま処刑されるか、
 最後にエッチができて処刑されるか・・、
 ふふ、貴女次第よ・・・。」
「ああぁっ・・あのっ、そんな・・・!
 わ・・私、選べません!」
「選ぶのっ!
 ほらっ・・最後だから、
 喋っていいわよ、お願いしなさいな・・・。
 2匹とも半年振りだっけ・・喋るの・・・?」
ご主人様は私を叱り付けた後、
奴隷のお二人に優しく声をお掛けになりました。
お二人は震えたまま
伏せた頭を上げてこくっと頷きました。
そしてゆっくりと這って
私に近寄って来たのでした。
「ほらっ、
 黒いほうから・・・30秒だけよ・・
 これが喋るの最後だからね、心して喋るのよ!!」
「あ・・ああぁ、
 はい・・あ・・あ・・ありがとうございます。」
声を詰まらせながら
水泳部の部長だった奴隷さんが
私に向かってお話をされ始めました。
「あの・・
 飽きられてしまった私が悪いのです。
 万死に値します。
 み・・皆様に惨めな姿を晒すことができて
 ああ・・う・・嬉しいです・・。 
 でも・・最後に も・・もう一度だけ、
 えっち・・交尾させ・・。」
「はいっ・・それまでっ、次、白豚っ!」
「あ・・あぁっ
 うぅっ、ひ・・火あぶりで
 ケホッ・・コホンコホン・・・コホン・・・」
生徒会長だった奴隷さんは
慌てて喋ったせいで咳き込んでしまいました。
 コホンコホン・・・
 苦しむ姿を晒せることは
 マゾ冥利に・・・けほん、尽きます。
 ありがとうございます。
 でも、もう一度・・コホン・・ケホ・・
 このままオナニーも出来な・・。」
「はいっ、それまで・・・。」
充分に話せなかったようでしたが
ご主人様の声と共に止めなければなりません。
お二人はもう二度と話すことはないでしょう。
ただ、うるうると
涙を浮かべながら私を見上げています。
「さあ、早く決めて!」
「え・・あ・・あの、
 わ・・私・・ああっ」
”ど・・どうしたら・・・”
生徒会長だった奴隷さんが
涙を浮かべて柔らかな乳房を私のお尻に
優しく当てて刺激しました。
水泳部の部長だった奴隷さんは
私のふくらはぎに
女の子の恥かしい場所を優しく擦り付けてきました。
きっと哀しくも淫らな想いが募り、
マゾ奴隷になったお二人です。
”もし、自分がその立場だったら・・・”
このまま
オナニーもエッチなことも禁じられたまま
マゾ殉死を迎える
お二人の気持ちははかり知ることができません。
「あ・・あの・・む・無理です。
 ど、どうか・・
 ご命令を
 ご、ご命令下さい・・・。」
知らず知らずに
私も涙を溢れさせていました。 
「あ・・あの、それでしたら
 このお二人に・・・。
 お二人とも覚悟を決めてらっしゃいます。
 私・・私、
 ど・・どんな淫らなサービスでもしますから・・・。」
必死にお願いをする私の声は
陽の傾きが速い初冬の校庭にむなしく響きました。
私はご主人様方の
首を振る姿に悲しみの涙を
更に溢れさせながら、
お二人が遠慮しがちに
摺り寄せる身体の触れる場所が
電気が走るような甘い痺れを覚えました。
いつの間にか
たくさんのおつゆが股間を溢れさせていました。
そんな自分を
哀しく思えてならない私でした。



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